こんにちは。TERA corporation(テラコーポレーション)の鈴木です。
私は主に、お客様よりご相談いただきましたお土地周辺の市場調査を行っています。
市場調査とは、お土地周辺の物件の数や空室状況を調べたり、どういう年齢層が住んでいるのか、需要の高い間取りはどういうものなのか、ターゲット層に合わせた賃料価格帯はいくらなのか、人気の高い設備は何か…など、様々な観点からその地域を調べ、お土地の活用にお役立ていただく資料を作成することです。
テラコーポレーションではデータベースからの引用だけではなく、現地で調べる活きた最新情報を大事にしております。
私が行っている市場調査は、お客様のお土地まで実際に行き、駅までの道のりを歩き、その周辺のお店や学校を見てみたり、公園や図書館などがあれば実際に行ってみたり…と、『実際の入居者目線』でも調査をしております。
そうして街のリアルな雰囲気や住み心地を体験した後は、その土地の不動産業者に直接話を聞きに行き実際に感じているお客様からの希望条件・希望設備・希望賃料帯などを教えてもらったり、その地域の業者ならではの『実は苦戦している物件の情報』や『この物件は人気で空室期間が全くない』といったような、データベースには載っていないような情報をたくさん集めています。
これまで多くの市場調査を行いましたが、どの地域の不動産業者でも『もっとこういう間取りなら…』『このエリアはこういうニーズなのに…』『この賃料帯じゃ厳しい…』といったような不満のある物件のお話を聞きます。
せっかく綺麗に作った新築物件なのに『なぜか』入居が全然決まらない。そんなお話も実際に多くあります。
その『なぜか』にはきちんと理由があり、その多くが『実際に住む人を無視した造り』だったりします。
つまり、そのエリアに住みたいと思っている方の求めるものへの調査不足。市場調査が足りていないのだと思います。
データベースはもちろん参考にするべきものだと思います。
しかし、情報は生き物なので日々変化していきます。このコロナ禍でさらに情報は変わり、過去のデータが通用しないケースも出てきています。
膨大なデータだけに頼らず、活きた情報を大事に考えているテラコーポレーションの市場調査。
コロナ禍にあってなかなか思うようにいかない時もありますが、対策をしっかり取りつつ頑張っております!