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2017.12.11更新

田舎の土地活用にはどんな方法がある?

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「田舎の土地を相続することになったけれど、利便性のせいで収益が出せる活用方法が思いつかない」という人も多いのではないでしょうか。しかし放置しておくのはもったいないです! 今回は、田舎だからこそできる土地活用方法についてご紹介します。

土地の種類、場所によってできることが異なる

乱開発によって都市の秩序が壊れないように、土地は場所によって使い方に制限がかかります。田舎の土地は「市街化調整区域」かどうかがポイントです。
市街化調整区域とは、開発を抑制しているエリアなので、基本的に建物を新築することができません。もし活用したいと思っている土地が市街化調整区域にあるのなら、建物を新築しない活用方法を探らなくてはいけませんが、医療施設や福祉施設などは自治体との協議により建築許可が出る可能性があります。
市街化調整区域以外の地域は建物を新築することが可能ですが、高さや大きさの制限などエリアごとの規制があるので、どんなものでも建てられるわけではありません。
また地目が農地になっている土地は、農地以外に使えない場合もあるので注意しましょう。

土地だけを貸す場合

土地だけを貸す方法は初期投資費用が少なく、すぐに収入が得られるというメリットがあります。
資材置き場、駐車場、太陽光発電のためのパネルを置く活用法もありますし、工場、福祉施設、医療施設、老人ホームなどの事業者に貸し出す方法もあります。商業施設のように高い利便性を必要としない事業者への賃貸借は、田舎であっても十分収益を出せる土地の活用方法です。
ただし、その土地を借りている人は、契約期間はその土地を使う権利を持っています。土地の上に事業用の建物を建てる契約なら、最低でも10年という長期契約になり、その間は地主であっても土地の使い道を勝手に変更することはできません。次の相続時に現金が足りなくなったとしても、貸している土地を売却して現金化するということができないので、長期契約をする際は次の相続時のことを考えておく必要があります。

建物を建てて貸す場合

土地の一般的な活用法が、建物を建てて貸す、アパートやマンションなど賃貸物件の経営です。初期投資が必要になりますが、節税効果も高く、需要の傾向も読みやすいので収益確保もしやすいというメリットがあります。そのために賃貸物件が乱立しており、消費者に選ばれる特徴を持っていないと埋もれてしまう可能性もあるので、「高い防犯性を持っている」「ペット可」などの特徴を持たせる工夫が必要です。
賃貸では高齢者向けの賃貸物件の需要が高まっており、中でも、サービス付き高齢者向け住宅が増加しています。サービス付き高齢者向け住宅は福祉施設ではなく、福祉サービスがついている一般賃貸という分類ですが、個人で経営するにはノウハウが必要なので、サービス事業者と提携するのがおすすめです。

田舎で利便性が悪いから収益は出せないと考えるのは早計です。ただし、場所によっては土地の使い方に規制がかかるので、その土地にどんな規制があるのか把握した上で活用方法を探しましょう。

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