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2017.09.18更新

リスクが低い! 建物を「区分所有」するメリット

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賃貸経営には、アパートなど建物をまるごと所有して経営する「一棟所有」と、マンションの一室を所有して経営する「区分所有」があります。ここでは、不動産投資における区分所有のメリットや注意点についてお伝えします。

建物の「区分所有」とは

建物を所有するというと、その建物をまるごと一棟所有するというイメージが強いかもしれません。しかし、分譲マンションなどのように構造上数個の部分に区分された建物については、その各部分に対してそれぞれ別の所有者が存在するケースも少なくありません。このような建物において、区分された各部分を所有することを「区分所有」と言います。
マイホームとしてマンションの一戸を購入する場合はもちろん、不動産投資としてワンルームタイプのマンションなどの一室を購入して賃貸経営する場合なども、区分所有にあたります。

区分所有で不動産投資するメリットは?

区分所有で不動産投資をおこなうメリットとして、以下のような点が挙げられます。

・少額の資金から不動産投資ができる
不動産投資は継続的な賃料収入が期待できることから、株式投資などと比べリスクが低いと言われています。その一方で、投資を始めるために高額な資金がかかるという特徴があります。建物を一棟購入するには莫大な資金が必要になりますが、区分所有であれば数百万円程度から購入できる物件などもあり、比較的少ない資金で投資することができるのが大きな魅力です。

・金融機関からの融資を受けやすい
自己資金だけで物件を購入するのが難しい場合でも、物件価格が比較的低額になる一棟所有の場合、必要になる借入額が少なくてすむため融資が下りやすいという利点があります。

・リスクを分散しやすい
一棟所有の場合、仮に災害などで建物が被害を受けることがあれば大きな損害につながります。また、環境の変化などにより建物の価値が下落する可能性もあるでしょう。同じ資金で一棟のみを所有する場合と比べ、複数の物件を区分所有することは投資のリスク分散に役立つのです。

区分所有で注意すべき点は?

比較的少ない資金かつ低リスクで投資しやすい区分所有ですが、投資である以上、もちろんリスクやデメリットも存在します。区分所有では以下のような点に注意が必要です。

・空室によるリスクが大きい
入居者がいないことにより賃料収入が途絶える「空室リスク」は、賃貸経営の大きなリスクの一つです。一棟所有の場合、仮に空室が生じてもほかの入居者がいれば収入がなくなることはありませんが、区分所有で一戸のみを賃貸経営している場合などは、空室になれば賃料収入が得られなくなってしまいます。

・建て替えや修繕などを自分だけの意思で行えない
物件の価値を高めるために建て替えや修繕、リフォームなどをおこないたいと思った場合、一棟所有であれば自分の意思で実行が可能ですが、区分所有ではそうはいきません。建物に対して複数の所有者が存在するため、ほかの所有者の承諾が必要になるのです。自分の意思で自由に管理をおこなえない点は注意が必要だと言えるでしょう。

区分所有で不動産投資する際に得られるメリットと、注意すべきリスクやデメリットについてお伝えしました。区分所有での投資を検討なさる際には、まずはこれらの点についてしっかりと把握しておくのが大切です。

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