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2017.09.11更新

土地活用で「民泊ビジネス」ってどうなの?

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ここのところ、よく耳にするようになった「民泊」という言葉。賃貸経営などの土地活用を検討している方の中には、民泊ビジネスが気になっているという方もいるかもしれません。ここでは、民泊ビジネスとはどういったものなのか、そのメリットやデメリットなどについてご紹介します。

そもそも民泊ビジネスとは?

「民泊」とは本来、民家に宿泊することを広く指す言葉です。旅館やホテルなどの宿泊施設以外の個人宅に宿泊することは、すべて民泊にあたります。近年では、個人が所有している空き家や空き部屋を宿泊者に有料で貸し出すことで収入を得る「民泊ビジネス」が世界的に広まってきている状況です。
その背景には、「Airbnb(エアビーアンドビー)」を筆頭とする、インターネットを介した民泊の仲介サービスの普及があります。「Airbnb」には現在、世界191ヵ国65,000以上の都市で、300万件以上の物件が登録されています。これだけの規模のサービスなので利用者も多く、「Airbnb」に登録しておくだけで世界中からゲストを集客することが可能になったことが、民泊ビジネスが注目されるようになった大きな理由です。

民泊ビジネスのメリット

民泊ビジネスのメリットとしては、今後の需要拡大が見込まれるビジネスであることが挙げられます。訪日外国人数は年々増加しています。国は、訪日外国人旅行者の増加に向けた取り組みをおこなっており、2015年には年間の訪日外国人旅行者数が約2,000万人を記録しました。こうした状況に対して、特に都市部でホテルの供給不足が問題となり、民泊ビジネスの拡大が注目されているのです。
また、新たなビジネスを始める際に難しい「集客」の部分を、既に世界中で多くの人から利用されている「Airbnb」に頼ることができるのも大きなメリットであると言えるでしょう。

民泊ビジネスのデメリット

民泊ビジネスはメリットの多そうな新しいビジネスだと思われるかもしれませんが、もちろん良いことばかりではありません。
まず第一に、ビジネスとして継続的に個人の所有する物件を宿泊者に貸し出す場合は、旅館業法や建築基準法などさまざまな法規制をクリアしている必要があります。民泊新法により規制緩和されたとはいえ、年間営業日数の制限など新たなルールも定められています。こうした法律関係をすべてクリアしていなければ、違法な営業となってしまうのです。

また、法規制に関してすべてクリアしていたとしても、インターネットを介してマッチングした見知らぬ宿泊者によるトラブルが起こる可能性もあります。外国人宿泊者の文化やマナー意識の違いなどから、近隣住民とのトラブルが起こるケースは実際少なくない状況です。

メリットとデメリットを把握したうえで慎重に検討を!

民泊ビジネスの概要と、メリットやデメリットについてお伝えしました。民泊ビジネスは、メリット以上にデメリットも多いことを理解しておくのが大切です。
土地活用を考える場合、まずは通常の賃貸経営を検討するのがリスクを抑えられると言えます。立地条件などで、通常の賃貸が難しい場合などの選択肢の一つとして民泊を検討するというのが良いかもしれませんね。

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