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2017.09.04更新

新築物件を「青田買い」するメリットとは

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マンションや一戸建てなど新築の物件は、未完成の段階で売り出されることが少なくありません。新築物件を「青田買い」すると、買主にはどのようなメリットがあるのでしょうか。知っておきたいリスクや注意点とあわせてお伝えします。

青田買いとは?

青田買いとは本来、稲の刈り入れ前に収穫を見越して先買いすることを指す言葉でした。これが転じて、不動産売買においては、新築物件を完成前に購入することを青田買いと呼びます。
宅地建物取引業法では、未完成物件の売却については、開発許可および建築確認などがあった後でなければ、広告や売買をおこなってはならないと定められています。つまり、建築確認を受ける前に売買や広告をおこなうのは違法であり、建築確認取得後であれば適法であると言えます。未完成物件の購入はすべて青田買いと呼ばれますが、適法である場合と違法である場合がある点には注意が必要です。

青田買いするメリットとは

建築前や建築中の物件が売り出されることは少なくありません。買主にとって、青田買いすることで得られるメリットには、主に以下のような点が挙げられます。

・間取りや設備などの希望を反映できる
建売住宅の場合、物件が完成した後に仕様を変更することは基本的にできません。契約時期にもよりますが工事の早い時期の青田買いであれば間取りや設備などの希望を伝えて変更することができます。これは未完成の物件を購入する大きなメリットです。

・人気の優良物件を購入しやすい
未完成の物件なので不安がある反面、完成後であればすぐに売れてしまうような人気の高い物件だとしても、青田買いなら比較的購入しやすいと言えます。立地条件などから人気が高くすぐに買い手がつきそうな物件でも、青田買いならほかの人より早く押さえることができるのです。

・入居前後を落ち着いて過ごせる
契約から入居まで長い時間があるので、余裕を持って入居準備や手続きをおこなえます。また、マンションであればほかの住戸も同時期に入居になる場合が多く、入居後に見学者が頻繁に訪れるようなわずらわしさがありません。

青田買いのリスクや注意点

・現物を見ずに高額な買い物をすることになる
完成後の物件であれば実際に建物を目で見てさまざまなことを確認できますが、青田買いの場合は図面やモデルルームなどを見て判断するしかありません。図面だけではわからないことや、見落としやすいことなどもあるため、慎重に検討する必要があります。

・モデルルームなどの費用が上乗せされる
実物を確認できない未完成物件の場合、購入検討者に向けてモデルルームを設置することが多く、そのための費用が物件価格に上乗せされることになります。

・値引き交渉は難しい
完成後の物件であれば売主としても早めに売却したいという気持ちがあるため、値引き交渉にある程度応じてもらえる可能性が高くなります。しかし未完成の物件の場合は時間に余裕があるため、青田買いの時点で値引きに応じてもらうのは難しいと言えるでしょう。

青田買いのメリットやリスクについてお伝えしました。新築物件の購入の際には、こうしたことを把握したうえでしっかりとご検討なさることをおすすめします。

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