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2017.04.24更新

賃貸併用住宅の「賃貸部分」は2階にすべき!?

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自宅の一部を賃貸スペースとして貸し出すことで賃料収入を得る「賃貸併用住宅」。マイホームの購入なので金利の低い住宅ローンを利用して建てることができるうえに、賃料収入でローン返済を行えるのがメリットです。 しかし、同じ敷地の中にオーナーと入居者が住むことになるため、それぞれのプライバシー確保や騒音などのトラブル対策には十分な配慮が必要になります。ここでは、賃貸併用住宅の賃貸部分とオーナー自宅部分の割り当てについて考えていきましょう。

どんな方法がある? 賃貸併用住宅の建築プラン

賃貸併用住宅を建てる場合、自宅スペースと賃貸スペースの分割にはどのような方法があるのでしょうか。主なものをご紹介します。

・上下階分割タイプ
2階建てまたは3階建ての各フロアをそれぞれ賃貸部分と自宅部分に割り当てるタイプです。賃貸スペースの間取りを自由に決められるため、単身者向けのワンルームにして戸数を増やしたい場合などに向いています。

・メゾネット(テラスハウス)タイプ
2階建てまたは3階建ての建物を縦に分割して複数の住戸を設けるタイプです。上下階分割でトラブルになりやすい、階下に足音などが響く問題を避けることができます。ファミリー層向けのある程度広い物件になるため、戸数は少なくなります。

・完全独立タイプ
自宅の敷地内に、自宅とは別に賃貸用住宅を建てるタイプです。オーナーと入居者それぞれのプライバシーを確保しやすいですが、建物や間取りに制約が大きくなりがち。費用も一棟を分割する場合と比べて高額になるのが一般的です。

上下階分割タイプはどこを賃貸スペースにすべきか

オーナー自宅と賃貸スペースの割り当てにはいろいろな方法がありますが、やはり一般的なのは2階建ての1階部分と2階部分で分けるタイプでしょう。メゾネットタイプや完全独立タイプよりもかかる費用を抑えられるうえに、戸数を増やせる単身者向け住戸のほうがファミリー向け住戸より効率よく賃料収入を得られる場合が多いためです。

上下階分割の賃貸併用住宅にする場合、十分に検討すべきなのが「1階部分と2階部分、どちらを賃貸スペースにするか」という点です。これについては、どちらのプランも見られますが、入居者にとっての魅力を高め空室リスクを避けるという観点で言えば、2階を賃貸スペースにするほうがメリットが大きいでしょう。

1階は日当たりが悪くなりがちなことや、防犯面でのリスクが高いと考えられているため、物件探しの際に、若い女性などそもそも1階の物件を選択肢に入れない人が多くなります。また、オーナー一家に小さな子どもがいる場合、オーナー宅が2階にあると階下への足音を気にして、どうしても子どもをのびのびと遊ばせづらい環境になりがちです。

自分たち家族だけが暮らすマイホームなら自由に間取りを決めてかまいませんが、自宅の一部とはいえ賃貸アパートとして運用するのであれば、それはビジネスです。あくまで入居者にとっての魅力の高さを優先した間取りプランを検討することをおすすめします。

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