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2016.09.11更新

今も昔も土地活用の主役
「賃貸経営」のこれからを考える。

「アパート・マンション経営に向いている人」

アパート経営に向いてる方は、基本的にはビジネス感覚に長けてる方です。
アパート経営を事業としてとらえている。「部屋を借りていただいている」と考えられる人ですね。
「部屋を貸してあげてる」そういう上から目線の人がまだいるんです。
昔からの大家さんに多いですねそういうタイプは。
今は「貸してあげてる」という感覚の人は難しいです。「借りていただいている」という感覚でないと。
自分が建てたアパートをひとつの商品として考えられないとダメですね。

例えば共用部分が汚いとか、ポストから郵便物が出ているとかよくあるんです。
もし、それが宝石だとしたら宝石の表面が汚れてたり傷が付いてたら買わないですよね?
アパートやマンションもそれと同じことなんです。

成功されてるアパートのオーナーさんには、こんな方がいます。
暇さえあればマンション内外の落ちているゴミなどを拾うんです。
タバコとかもよく拾うらしいです。扉がちょっと汚れていれば軽く拭く。
キレイにされてるところは、人も汚しにくいじゃないですか。
だからアパートやマンションをひとつの商品としてとらえて、
常に商品が売れるような、売りやすいような状態に保とうっていう意識のある人ですね。
そういうビジネス感覚を持ってる人は、割合的には少ないですが大事なことです。

大家さん的な人は、不動産屋さんにまるごと任せるという感覚の人が多いですね。
不動産屋に任せて不動産屋が経営する。自分はオーナーだからお金を受け取るだけという考え方。
しかし不動産屋が100点満点の仕事をしてくれるかというと、なかなかそうはいきません。
ですが、それはある意味仕方のない話ということもあるのです。
今の時代、不動産屋の手数料は5%ないし4%程度しか取れないのが現状です。
その報酬に見合う分だけの仕事しかできないのです。ビジネスですから。
今までは時代的にいい業界だったので、それでもなんとかなっていたんですね。
でも、これからはやり方を変える必要があります。

この前聞いた一つのエピソードがあります。
ある物件にご入居される方がいらっしゃって、ご入居する息子さんと息子さんのお父さんが、
契約か何かでそのマンションにいらっしゃって、お母さんが車の中で待たれてたんですね。
そこにたまたまそのマンションの掃除を頼んでるスタッフが来たらしいのです。
その方が非常にまじめな方で、一生懸命掃除をすると。誰も見てないのに丁寧に掃除をすると。
当然車から見られてるというのは、分かってないわけですね。
その後そのマンションのオーナーさんがご入居者のお母様とお会いした際に
「私感動したわ」と。「あの掃除の人すごい」と言われたそうです。
そのオーナーさんは必ず掃除のスタッフと会うと「いつもありがとうございます」
「よろしくお願いします」と感謝の言葉を伝えているらしいです。
人間ですからそう言われれば一生懸命やろうという気にもなるわけで。そういうところですよね。
自分の物件だって思っていればできるんです。
やる気のあるオーナーのところには、やはりやる気のあるスタッフも集まってくるものですから。

逆に口出し系のオーナーもいるようですね。お金は出さない、口ばっかり出す。
全然調べもせず実情も分からないのに要求ばっかり高いと。
周辺より家賃も高いし借り手がつきづらい部屋なのに、何で客がつかないんだと
文句ばっかり不動産屋に言ってくると。

つまりオーナーさんが状況を把握して、自分が経営者だという感覚をもって
アパート経営に取り組めているかどうかだということだと思います。

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