土地活用コラム プロがそっと教える「土地活用」のホントの話。不動産評論家が、オーナーのためになる経営ノウハウ、最新情報を語ります。

Home > 土地活用コラム > マンション賃貸経営に関して > 「稼げるマンションとは」

2016.08.25更新

今も昔も土地活用の主役
「マンション賃貸経営」のこれからを考える。

「稼げるマンションとは」

マンション経営の成功事例として「大泉学園」の実例をお話しましょう。
「大泉学園」の物件は駅徒歩12分。駅から離れているのです。
賃貸物件を探す時、若い方になればなるほど、単身者であればあるほど
利便性を最優先する傾向があるんですね。
つまり都心に近い駅がいい。駅から近いところがいい。
では、都心にそんなに近いわけではない「大泉学園」駅徒歩12分に住みたい方って
どういう方なのかというと、多少都心から離れてもいいから広い部屋に住みたい。
中にはゆとりを求めて広い部屋に住みたいっていう方もいますが、
一般的には荷物が多かったりして広くないと困ると。
駅が近いに越したことはないけれど、駅近だと賃料も上がるので、
駅からの距離より部屋の広さが優先っていう方なんです。

建物というのは1階・2階・3階が同じ広さ採れるわけじゃないんですね。
1階には共用玄関も必要ですし、2階には玄関要らないじゃないですか。
3階になると斜線規制で斜めになったりする。
一般的に2階にはゆとりがあるのです。何の制限も受けない。
なので2階が一番広くて大きい間取りがとれるケースが多い。
今回もそのケースで2階のお部屋が一番広くて賃料も高いのですが、
2階のお部屋だけは「フルフラットタイプのオープンキッチン」をつけたそうです。
オープンキッチンは通常のシステムキッチンと比べて価格が高いので、
通常、賃貸では麻布や広尾など都心部の一等地の高級物件でもない限り
余り採用しないんですね。
しかしこの物件では賃料が高めのお部屋には、差別化のためオープンキッチンを
採用することを決めていて、グループ内でキッチンの製造が出来る住宅メーカーを
建設会社に選んでコストを削減したそうです。
結果、家賃が高いにも関わらず「オープンキッチン」
を入れたお部屋から先に契約になったんですね。
これからの賃貸経営成功のためには立地や運用に基づくコンセプトの設定と、
それに合わせた差別化が重要だということだと思います。

同じような場所の駅徒歩12分で、失敗している物件は私が知っているだけでも何件もあります。
理由は、マーケティングをまず徹底的にやってないっていうのが多いですね。
この場所で賃貸に住む方はどういう方で、そういう人はどんな間取りや設備を求めているか
っていうことをきちんと調べてないわけです。
初期費用の条件も物件によって大きく変える必要があります。
昔は礼金2カ月敷金2カ月っていうのは都内では当たり前でしたけど、
いま2・2なんて物件まずないですから。いまの新築相場は1・1ですね。
礼金0とか敷金0のもあります。物件によってすごく差があります。
少ないですが今でもとれている物件は2・2とれています。
うまくいっていない物件は、まずマーケティングをちゃんとやれてない。
2つ目にマーケティング結果を間取りや設備に反映させてない。細かくつめてないんですね。
建設会社にまかせきりにしない。オーナーさんがそういう意識を持つことが大切だと思います。

 

 

お問い合わせ・ご相談・個別相談会のお申し込みはこちら

Page top

© 2008 TERA corporation.